くどう甲状腺クリニック

明石の甲状腺専門クリニック

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よくあるご質問

甲状腺に関するご質問

Q.バセドウ病はなぜ目が出るのですか?

バセドウ病の原因となる自己抗体により外眼筋や眼窩脂肪に炎症が起きることがあります。炎症による腫れや線維化のためその体積が増え、眼窩内の圧力が高くなります。 その結果、眼球が前へ押し出されて「眼球突出」が起こります。甲状腺ホルモンの高さや低さとは関係なく、 バセドウ病がよくコントロールできているのに眼球突出がひどい患者さんや、その逆の患者さんがいます。

Q.甲状腺ホルモンが多いとどうなりますか?

甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、全身の代謝が過剰になると、動悸、体重減少、手の震えなどの症状になります。長期に放置すると、心房細動による脳塞栓症や心不全、骨粗鬆症による病的骨折の原因となり、突然死の原因となることもあります。

Q.甲状腺機能亢進症とは何ですか?

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺が活発に活動し、血中に甲状腺ホルモンが多く分泌される病気で、バセドウ病(グレーブス病)が最も代表的な疾患です。 原因としては、健常な人には認められない甲状腺を刺激する抗体が血中存在するために発症します。

Q.甲状腺疾患があると妊娠・出産は難しいですか?

甲状腺ホルモンは、胎児や子供の発育、成長になくてはならないホルモンです。 甲状腺機能異常は、流産、早産、妊娠中毒症になりやすいとの報告があり、挙児を希望する場合は妊娠前から、甲状腺機能を正常に保つ必要があります。 治療をきちんと受けながらの妊娠・出産には問題ありませんが、診察時にご相談ください。 実際に、甲状腺の治療を受け、その後、元気な赤ちゃんを出産された方はたくさんいらっしゃいます。

Q.甲状腺が腫れたらどうなりますか?

慢性甲状腺炎(橋本病)やバセドウ病などの自己免疫の病気にかかったときに甲状腺の腫れがよく見られます。しかし、見た目以外に腫れそのものが問題となることは少ないですが、放置しないほうが良いでしょう。腫瘍、特に癌などにより甲状腺周囲への浸潤が見られる場合には、声のかすれなどの原因となることがあります。

Q.甲状腺ってどこにありますか?

甲状腺は首の前側、のどぼとけのすぐ下にあります。 蝶が羽を広げたような形で気管を包み込むようにあり、たて4cm、厚さ1cm、重さ15gくらいの小さな臓器です。 正常の甲状腺は柔らかいので、外から手で触ってもわかりませんが、腫れてくると手で触ることができ、首を見ただけで腫れているのがわかります。

Q.甲状腺の病気ってどんな病気ですか?

甲状腺は甲状腺ホルモンを分泌しています。自己免疫疾患が起こることが多く、甲状腺ホルモンが低下する病気、甲状腺ホルモンが過剰になる病気になることがあります。また、腫瘍、癌なども見られることがあります。

Q.甲状腺機能低下症はどれくらいで治りますか?

一過性の場合には3ヶ月以内に治ることが多いですが、半年以上続くの場合には、永続性と考えられ、生涯服用が必要となります。

Q.甲状腺機能低下症を放っておくとどうなりますか?

甲状腺機能低下症とは、血液中の甲状腺ホルモンが少なすぎる病気です。 甲状腺ホルモンが低下すると、全身の新陳代謝が悪くなります。 そのまま放っておくと血中コレステロールが高値となり、動脈硬化を早めてしまう危険もあります。

Q.副甲状腺の診療もされていますか?

当院で、副甲状腺に関連する検査等を行っておりますが、腺腫などで手術等が必要な場合には適切な病院にご紹介させていただくこととなります。

Q.首にしこりがあるように感じ不安です。

甲状腺そのものが前頚部に位置します。そのため首のしこりが前頚部にあるようであれば甲状腺の腫瘍である可能性が高いでしょう。甲状腺以外の頚部の腫瘤などは頭頚部外科の領域となります。

Q.甲状腺の腫瘍生検検査はできますか?

当院では、超音波ガイド下で甲状腺穿刺吸引細胞診を行っております。ただし、結果が出るまで約2週間の期間が必要となります。

Q.自分が甲状腺の病気かどうか検査を受けられますか?

当院では、血球検査、生化学検査のほかに甲状腺に関連した検査を院内で行っておりますので、当日に結果をお伝えすることができます。超音波検査も行っておりますが、腫瘍がある場合には細胞診を行うこともあります。ただし、細胞診の結果は約2週間後となりますのでご了承ください。

Q.しんどさやイライラを感じたり、疲れやすいです。甲状腺と関係はありますか?

甲状腺ホルモンが多い場合には、イライラしやすく疲れやすくなりますが、同時に、頻脈や体重減少と伴うことが多くみられます。そのような症状がある場合には検査を受けることをお勧めします。

Q.髪が抜けるのですが、甲状腺と関係はありますか?

頻度は高くありませんが、高度な甲状腺機能低下症では抜け毛が増えることがありますので、除外診断として甲状腺機能の検査を行うことがあります。

初診・再診に関するご質問

Q.風邪などの一般内科は診てもらえますか?

甲状腺の専門病院のため、一般内科に関してはお近くの内科の先生にご相談ください。

Q.血液検査などの検査結果は何日ぐらいかかりますか?

院内で検査を実施しておりますので、約45分で結果をお知らせすることができます。ただし、診療終了30分前に採血した結果は後日になります。 また、細胞診や、特殊な採血結果は後日になります。

Q.セカンドオピニオン外来はありますか?

当院では、いわゆる「セカンドオピニオン外来」は行っておりませんが、通常の診療の中でご相談を受けることはあります。

Q.血液検査の日の食事は控えた方が良いですか?

甲状腺機能の検査は食事の影響はありませんので、検査前の絶食は必要ありません。ただし、コレステロールや中性脂肪、血糖などの項目が高くなることがあります。

Q.紹介状が無くてもみてもらえますか?

はい、紹介状が無くても診察を受けることができます。紹介状がある場合は予約が取りやすくなっておりますので、可能であれば紹介状をお持ちください。 なお、初めての方でもご予約が可能ですのでWebあるいは電話でご予約ください。

Q.紹介状がほしいのですが。

ご希望の医療機関(紹介先)が決まりましたら、受診時に医師またはスタッフにお伝えください。

Q.紹介状無しの場合など、選定療養費はかかりますか?

当院はクリニックであり、選定療養費は不要です。

Q.検査がある場合の服装はどうしたらいいですか?

採血を受ける場合には腕を出しやすい服装がよいでしょう。 甲状腺の超音波検査では、タートルネック等は避け首元を開きやすい服装がよいでしょう。また、検査時にはネックレスやネクタイなどは外していただく必要がありますのでご注意ください。 骨密度検査では、かかとで測定しますので裸足になりやすいように、ストッキング等は避けてください。

Q.再診の時は採血はありますか?

甲状腺機能の評価には血液検査が必要であり、再診時には検査を行うことが多いですが、ご不明の場合には、クリニックに直接お問い合わせください。

Q.血液検査などの検査結果は何日ぐらいかかりますか?

院内で検査を実施しておりますので甲状腺に関連する検査は、約45分で結果をお知らせすることができます。ただし、診療終了30分前に採血した結果は後日になります。 細胞診の結果は約2週間後、ほかに外注が必要な採血結果は後日になります。

Q.検査の場合、予約時間の何分前に行けばいいですか?

当院に初めてご来院の方は予約時間にご来院ください。 再診で、診察前に検査を行う方は、予約時間の45分前にご来院ください。

Q.検査の時には食事を抜いたほうが良いですか?

甲状腺機能の検査は食事の影響はありませんので、検査前の絶食は必要ありません。ただし、コレステロールや中性脂肪、血糖などの項目が高くなることがあります。

Q.予約のキャンセルの仕方を教えてください。

予約のキャンセルは、Web予約のマイページから可能です。または、診療時間内にお電話ください。

Q.LINEで予約はできますか?

LINEでもご予約可能です。ホームページ右上の友だち追加よりご利用ください。

Q.予約日の確認はどこでできますか?

予約の確認・変更は、Web予約のマイページから可能です。または、診療時間内にお電話ください。

Q.予約の変更をしたいです。

予約の変更は、Web予約のマイページから可能です。または、診療時間内にお電話ください。

Q.診察時間外に電話予約は可能ですか?

電話でのご予約は診療時間内にお願いします。Web予約では24時間予約可能です。

Q.ログインIDを忘れました。

Web予約のログインページの「IDとパスワードをお持ちでない方、ログインIDをお忘れの方はこちら」をご利用ください。

Q.Web予約がうまくいきません。

直接当院にご連絡ください。直接当院にご連絡の際は診療時間内にお願いいたします。 詳しい診療時間は診療時間表をご確認下さい。

Q.妊娠したらどうしたらいいでしょうか?

甲状腺機能異常は、流産、早産、妊娠中毒症になりやすいとの報告があり、挙児を希望する場合は妊娠前から、甲状腺機能を正常に保つ必要があります。治療をきちんと受けながらの妊娠・出産には問題ありませんが、念のため早めに受診してください。実際に、甲状腺の治療を受け、その後、元気な赤ちゃんを出産された方はたくさんいらっしゃいます。

Q.妊娠したら受診するように言われています。何週くらいで受診したらいいですか?

甲状腺ホルモンは、胎児や子供の発育、成長になくてはならないホルモンです。妊娠前から、甲状腺機能を正常に保つ必要がありますので、妊娠がわかり次第、早めに受診することをお勧めします。

薬の服用に関するご質問

Q.薬がなくなるので送って欲しいのですが。

診察せず、薬のみ処方することは法律上できませんので、受診をお願いします。 長期間、同量の服用をしている方で、ご都合によりすぐにご来院出来ない場合には、お近くの内科を受診して、1~2週間分の薬を処方してもらってください。

Q.他院でもらった薬を一緒に服用してよいですか?

薬の効果を阻害する場合もありますので、お薬手帳や明細など、処方されたお薬がわかるものをお持ちになりご相談ください。

Q.甲状腺の薬を飲んだあと、かゆみや蕁麻疹がでました。どうすればよいですか?

抗甲状腺薬(メルカゾール、チウラジール、プロパジール)を服用中の方は、痒みや蕁麻疹が薬を飲み始めて4週間以内、多くは3週間以内に起こります。 これは副作用ですが、かゆみ止め(抗ヒスタミン剤)と一緒に服用するとおさまることが多いため、まず、受診し抗ヒスタミン剤の処方を受けてください。 なお、甲状腺ホルモンが高い時期には、発疹をともなわない痒みが起こる場合もあります。

Q.お薬の飲み方を誤ってしまったらどうすればいいですか?

1日の服用回数に合わせて対処しましょう。 甲状腺の病気で用いられるメルカゾールやチラーヂンSは、半減期が比較的長いので、飲む量を間違えても急激に効き目が変わることはありません。ただし、飲み方が不規則になり過ぎると効き目に影響しますので注意しましょう。

飲み過ぎた場合

1日1回服用の方
次回から通常量を服用

1日2~3回に分けて服用の方
一度に2回分服用した場合には、服用した回数だけ服用を控えてください。

飲み忘れた場合

1日1回服用の方
その日中であれば気付いた時点で1回量を服用

1日2~3回に分けて服用の方
気付いた時点で1回量を服用し、次回から通常の時間帯に服用。翌日に気付いた場合は、前日分は服用せず当日分だけを服用 妊娠中でチラーヂンSを服用されている方は、胎児の成長に甲状腺ホルモンは不可欠ですので、特に飲み忘れには気を付けてください。

Q.服用後に体調が悪くなったら?

当院で投薬した薬を服用後に体調が不良となった場合には、ご連絡の上、ご来院ください。

Q.チラーヂンSの飲み合わせで注意すべきことはありますか?

チラーヂンSとほかの薬との飲み合わせで、重篤なことが起こることはありませんが、一部、金属などを含む薬剤と一緒に服用することで吸収が悪くなる可能性があります。ただし、時間を空けて服用すれば特に問題ありません。

Q.チラーヂンSを長年飲んでいて両脇腹に湿疹・かゆみが出ました。副作用でしょうか?

薬の副作用の多くは、飲み始めの2週間から1ヶ月ごろに起こることが多く、長年服用している状況で出てきた症状では副作用の可能性は少ないと思われます。受診時にご相談ください。

Q.妊娠中にチラーヂンSを重複して服用してしまいました。

妊娠中にチラーヂンSを重複して、1日の間に2日分を服用してしまった場合は、間違えた期間は服用せずに、翌々日から通常通り服用してください。また、本当に服用してしまったかどうかわからない場合には、翌日から通常通り服用してください。

Q.チラーヂンSを忘れて5日飲んでいません。

チラーヂンSは半減期が比較的長いため、数日間の服用忘れで急に症状が出ることはありませんが、飲み忘れが長期に続くと甲状腺機能が低下します。 元々の量で再開してください。1から2週間ほどで元の状態に戻りますので、しっかり服用してください。

Q.妊娠中にチラーヂンSを飲み忘れてしまいました。

妊娠中でチラーヂンSを服用されている方は、胎児の成長に甲状腺ホルモンは重要ですので、特に飲み忘れには気を付けてください。1日1回服用の方は、その日中であれば気付いた時点で1回量を服用してください。翌日に気付いた場合、前日分とまとめて服用でも問題ありませんが、間違えて多く飲み過ぎないように注意してください。

Q.チラーヂンSは飲み始めると一生飲まないといけませんか?

チラーヂンSは甲状腺ホルモンそのものを製剤にした薬で、 甲状腺に働きかけてホルモンを出しているわけではありません。 そのため服用を中止した場合、2週間〜1ヶ月程度で服用前の状態に戻ります。 そのため「飲み始めると一生飲まないといけない」のではなく、「一生飲まないといけない場合に処方する薬」です。

その他のご質問

Q.駐車場はありますか?

クリニックの提携駐車場が3台あります。近隣にもコインパーキングがありますが、有料で割引等はございません。駐車台数に制限がありますので、出来るだけ公共交通機関等をご利用ください。詳しくはアクセスページをご覧ください。

Q.採血が苦手です。

採血は患者様にとって不安なものですが、当院では患者様の不安を和らげるために、経験豊富なスタッフが丁寧に採血を行います。ご心配な点があれば遠慮なくスタッフにお伝えください。安心して診療を受けられるようサポートいたします。

Q.入院設備はありますか?

当院はクリニックで入院設備はありません。入院が必要な場合には適切な病院をご紹介させていただきます。

Q.転院は可能ですか?

当院への転院をご希望の場合には、そのまま受診していただくことも可能ですが、通院中のクリニックや病院でお伝えいただき、紹介状を書いていただくとスムーズに診療を継続することが可能です。

Q.インフルエンザの予防接種は行っていますか?

申し訳ありませんが、当院では予防接種は行っておりません。

Q.インフルエンザの予防接種は受けても大丈夫ですか?

甲状腺機能が落ち着いている場合には差し支えありません。甲状腺機能が亢進している状況では避けたほうが良いことがありますので、治療初期には診察時にご相談ください。

Q.人間ドックで、甲状腺に腫瘤があると診断されたのですが、診察していただけますか?

はい、当院では甲状腺の専門的な診療を行っております。視診・触診から始め、血液検査、超音波検査、細胞診検査などを行い、詳しい診断を行います。ほとんどの結果は当日にお伝えすることができますが、細胞診の結果は約2週間後となりますのでご了承ください。